「テレ職業訓練」障害者が在宅で ITスキルやビジネスマナー習得 奈良
by 会員限定有料記事 毎日新聞新型コロナウイルスの影響で障害者の職業訓練でも在宅で行う「テレ訓練」が進んでいる。社会でのテレワークの広がりは障害者の多様な働き方につながり、テレワークに対応した在宅訓練は将来の就労機会を広げると期待される。障害者就労支援の現場で在宅訓練に先進的に取り組み、新型コロナの感染拡大後は利用者の約7割が在宅で訓練を受けているという社会福祉法人「ぷろぼの」(事務局・奈良市)に聞いた。
同法人は障害者の就労を支援する事業所を奈良県内を中心に計10カ所開設し、身体、知的、精神、発達などに障害がある人たちが利用。ITスキルの訓練を受けながら、ビジネスマナーなど社会性の習得に取り組む。数年前から障害者の多様な働き方につながる企業のテレワーク導入に注目し、1年以上前から在宅訓練の環境整備を進めてきた。
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