Jリーグ、全選手のPCR検査にめど 2週間に1度のペースで継続実施
サッカーのJリーグは29日、オンラインでクラブ代表者による臨時実行委員会を開き、新型コロナウイルスの影響で2月下旬から中断しているJ1を7月4日に再開することを決めた。J2再開とJ3開幕は6月27日となった。再開直後は無観客で実施し、政府の指針に沿って7月10日以降は状況を見極めて段階的に観客を入れる方針。
J1も6月27日に再開する案があったが、村井満チェアマンは「地域でさまざまな違いがあった。再開後の選手のコンディションを重視する声が多かった」と、実行委での議論の内容を説明した。
公式戦再開に先立って全選手を対象としたPCR検査の見通しが立ち、2週間に1度のペースで継続実施していく考え。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の採否など再開後の運営指針は6月9日の実行委で決定し、感染防止策などのガイドライン整備も進めていく。