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クラブ代表者による臨時実行委員会後、オンラインで記者会見するJリーグの村井満チェアマン=29日午後【拡大】

J1再開日決定に選手から喜びの声、不安な思いも

 J1再開日の決定を受け、選手からは喜びや安堵の声が上がり、不安な思いも漏れた。

 神戸の元スペイン代表MFイニエスタは「再開を聞いて喜んでいる。特殊な状況だが、試合ができることがうれしい」と歓迎。札幌のFW鈴木は「待ちに待った。楽しく熱い試合ができるのを楽しみにしている」と語り、FC東京のMF橋本は「まずは安心した」とコメントした。

 C大阪のFW柿谷は「(試合を)やって本当に大丈夫か、という心配はある」とも。大分の片野坂監督は「初めてのケースが多々あると思う。柔軟に対応し、プレーに集中できるようにしたい」とコメントした。

 当初は慣れない無観客試合となるが、鹿島のMF土居は「反対ではないし、試合がやれればありがたい」と話した。

名古屋・フィッカデンティ監督の話「活動休止期間中、オンラインでのトレーニングからステップを踏み、制限のある中ではあるが戦えるチームづくりを進めてきた。再開が決まったことで目標が明確になり、やるべきことがはっきりした」

名古屋・丸山の話「試合に向けて逆算し、チームとしては戦術の部分を再確認する必要がある。個人としても、頭では理解しているがそれを体現するためのコンディションが100パーセントではないので、まずは90分間戦える体づくりに取り組んでいきたい」

広島・城福監督の話「今回の決定はサッカー界のみならず、すべての皆さまが自制し、努力していただいた結果。再開に向けて最大限の工夫と努力をしてきたつもりで、それは今後も変わらない。再開を心待ちにしている方々を元気にできるように精進していく」

広島・佐々木の話「再開日が決まり、うれしく思う。引き続き、個人としてもチームとしても感染予防に努めながら再開に向けて準備していく。試合が始まれば、応援してくださる皆さまを元気にする熱い戦いを見せられるように頑張りたい」

横浜M・仲川の話「待ちに待った再開が決定し、わくわくする気持ちが止まらない。最初は画面越しになると思うが、皆さんを勇気づけられるようなプレーをたくさんしたい。やっぱりサッカーは最高なんだというのを伝えたい」

G大阪・宮本監督の話「スケジュールが決まってより具体性を持って活動していける。プレシーズンのキャンプで取り組んできたものをもう一回やり、それとは違うことにもトライして試合の中で表現したい」

G大阪・遠藤の話「早くサッカーをしたいという気持ちで過ごしていた。いいプレー、自分の持っているものを全て出してチームとしていい試合をしたい」

神戸・山口の話「しっかり準備し、いいプレーを見せて、見に来てくれた方に満足してもらえる試合をできたら。与えられた期間でコンディションをつくっていくのがプロの務めだ」

浦和・西川の話「本当に先が見えない状況だったが、この決定で希望が持てた。ピッチで真剣勝負する姿を見せたい。たくさんの方が楽しみに待ってくれていると思うので、しっかりと準備していきたい」

東京V・大久保の話「始まるのはうれしいけど(再開まで)1カ月ないのはちょっときつい。いつも以上に積極的に練習して、自分の体力を上げていかないといけない。(PCR)検査はやってもらえれば安心して試合ができる」