資生堂、オフィスの出社人数5割に
資生堂は29日、6月1日以降のオフィスの出社人数を5割にすると発表した。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言は解除されたが、オフィスでの従業員同士の距離を保ち、感染予防対策を続ける。
工場や店頭を除く国内従業員約8千人を対象とする。出社日数は週3日以内を目安とし、1日の出社人数が4千人を超えないようにする。オフィスでの接触も極力避け、会議は原則としてオンラインで実施する。期間は9月末まで。その後は状況をみて出社形態を判断する。
資生堂は2月末から約8千人を原則在宅勤務としている。この期間に浮かんだ課題を洗い出しながら、より柔軟な働き方を目指して仕組み作りを進める。