「スポーツ長者」フェデラーがテニス選手初の1位…大坂29位
【ニューヨーク=福井浩介】米経済誌フォーブス(電子版)は29日、2020年版のスポーツ選手長者番付を発表し、昨年5位だったテニスのロジャー・フェデラー(スイス)が1億630万ドル(約115億円)で、1990年の調査開始以来、テニス選手で初の1位となった。賞金が630万ドル、スポンサー料などの副収入が1億ドルだった。
昨年1位だったサッカーのリオネル・メッシ(バルセロナ)が3位に下がり、2位はクリスティアノ・ロナルド(ユベントス)で変わらず。日本選手では、22日に同誌が女子史上最高額の更新を報じていたテニスの大坂なおみ(日清食品)が3740万ドル(約40億3000万円)で29位、錦織圭(同)が3210万ドル(約34億6000万円)で40位だった。
対象期間は昨年6月1日からの1年間。新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れる米大リーグからのトップ100入りは57位のクレイトン・カーショー(ドジャース)のみで、昨年の15人から大きく減った。