天王山制したバイエルンは優勝が決定?シュバインシュタイガー「リーグにとっては残念」
元ドイツ代表MFのバスティアン・シュバインシュタイガー氏は、ドルトムントとの天王山を制した古巣Bミュンヘンのリーグ優勝が決定したと見ているようだ。ドイツ『ARD』で語った。
バイエルンは現地時間26日に行われたブンデスリーガ第28節ドルトムント戦を、ヨシュア・キミッヒのゴールにより1-0で勝利。この結果、首位バイエルンと2位ドルトムントとの差が7ポイントに広がり、今シーズンの優勝争いに決着がついたと見られつつある。
かつてバイエルンを象徴する選手であったシュバインシュタイガー氏もこの勝利を受け、「マイスターシャーレをミュンヘンに届けてもいいだろう。優勝は決まったと思う」と古巣の8連覇がもはや決定的とコメント。一方で、このようにも語っている。
「もちろんブンデスリーガにとっては残念なことだ。最後までタイトなゲームを見たいものだからね。だが、もう終わり。バイエルンが優勝を手に入れることになる。ドルトムントは上手くやれた部分もたくさんあったが、最終的には賢さが足りなかったと思う」
また、シュバインシュタイガー氏は以前ドイツ代表のアシスタントを務めたバイエルン率いるハンジ・フリック監督について、「とてもポジティブで落ち着いた人柄だが、冷静な面も持つ人物。とてもクリアなスピーチをするし、ユップ・ハインケスに似ているところがある」と2013年にはその下でともに3冠を達成した恩師と比較していた。(Goal.com)