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オファーなしで今夏もベイルはマドリー残留か?西メディア「毎夏と同じシナリオに…」

 Rマドリードのギャレス・ベイルが今夏以降も残留することが濃厚なようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。

 2013年の加入以降、Rマドリードで4度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇など多くのタイトルを手にしてきたベイル。しかし、度重なる負傷や低調なパフォーマンスなどジネディーヌ・ジダン監督や首脳陣、さらにサポーターからの信頼を失い、移籍市場が開くたびに退団が噂される。

 今夏も同様に退団が予想され、クラブ買収に近づくニューカッスル・ユナイテッドやアメリカのメジャーリーグ・サッカー(MLS)行きが浮上する。しかし、現段階でRマドリードにベイル獲得に関するオファーは届いておらず、また同選手自身も他クラブからの話に耳を傾けるつもりがないと同メディアは報じている。

 2年前のCL決勝のリバプール戦では2ゴールを挙げた同選手だが、これを最後にRマドリードでは輝けず。直近の2シーズンは失望そのものであり、今シーズンも公式戦18試合で3ゴールのみでラ・リーガではおよそ9カ月にわたり得点がなく、マリアーノ・ディアスよりも序列を下げるなど難しい状況が続く。

 それでも、新型コロナウイルスによる中断の影響がベイルにとって追い風に。負傷なしで良いトレーニングを行えており、コンディションは向上し、身体的にベストな状態に戻っている様子。また、ラ・リーガが再開されれば、過密日程が待っており、同選手にとってより多くのチャンスが巡ってくる可能性がある。

 Rマドリードとベイルの関係は、今夏も例年と同様のシナリオを描くことになりそうだ。(Goal.com)