新規感染者、検疫含め74人確認…北九州市26人・東京都22人

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 国内では29日、6都道県や空港検疫で新型コロナウイルスの感染者が新たに74人確認された。感染が拡大する北九州市では26人の感染が判明。1日当たりの同市の感染者としては過去最多となった。東京都では22人の感染が判明した。

 北九州市では7日連続で感染者が確認され、この間の感染者は計69人となった。西村経済再生相は、緊急事態宣言の対象地域に都道府県を再指定する判断の目安の一つとして、「直近1週間の新規感染者が人口10万人あたり5人以上」を挙げている。同市は29日までの1週間で10万人あたりの感染者は7・36人となった。

 一方、厚生労働省は29日、英国などから羽田、成田両空港に到着した男女10人の感染が判明したと発表した。同省によると、10人は28日に到着しており、到着日別の感染者が2桁を超えるのは4月6日以来。