コロナ禍のJリーグ:コロナ中断でJリーガーを待ち受ける過密日程 疲労との戦い、故障リスクも
by 会員限定有料記事 毎日新聞新型コロナウイルスの影響でJリーグはシーズンオフより長い約4カ月間も公式戦が中断し、今後は選手たちを過密日程が待ち受ける。試合は中2~3日で続くことが想定され、肉体的負担は例年より大きくなる。
過去にも多くのクラブが過密日程に悲鳴を上げてきた。14クラブがリーグ戦だけで年間各52試合を戦った1995年はヤマザキナビスコカップが行われず、2009年はJ2が年間51試合もあった。
近年では、J1鹿島が18年度に60試合を戦った。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を制し、YBCルヴァン・カップと天皇杯全日本選手権は4強入り。8~10月は22試合をこなした。J1ガ大阪も15年度に年間60試合を経験。ACLによる長距離遠征などで選手の疲労はピークに達し、当時の長谷川健太監督(現FC東京監督)は「休みは月2日。メンバーも大きく変えようがない」と苦しい胸中を明かしていた。
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