奈良県、和歌山県も6月1日に休業要請全面解除 ジムや接待伴う飲食店など
by 毎日新聞奈良県は29日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、カラオケ店やスポーツジム、接待を伴う飲食店など、県外でクラスター(感染者集団)が発生した業種に限り続けていた休業要請を、6月1日午前0時に解除すると決めた。各業界団体が作成した感染防止のガイドラインや県が策定した留意事項を守ることなどが前提。これで、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づいて4月23日に始まった要請は全て解除される。
和歌山県も29日、接待を伴うナイトクラブやスナックなど一部業種に続けていた休業要請を6月1日に全て解除することを決定。県外移動や県外客受け入れの自粛も同日解除する。ただし、最後に緊急事態宣言が解除された東京都など5都道県については、移動や客の受け入れを6月18日まで控えるよう求める。【久保聡、木原真希】