セリエＡ、６月２０日の再開決定！伊スポーツ相が発表…前週にはコッパ・イタリア開催

　イタリアスポーツ相は、６月２０日にセリエＡを再開すると発表した。

　ヨーロッパ内で真っ先に新型コロナウイルス感染が広がり、甚大な被害を受けるイタリアでは、３月９日にヨーロッパ５大リーグの中で最初にリーグ戦の中断を発表。以降セリエＡは無期延期が続いていたが、５月以降に段階的に規制緩和が進んだことにより、イタリア政府の方針を受けて６月後半の再開を目指していた。

　そして２８日、スポーツ相のヴィンチェンツォ・スパダフォーラ氏は「首相の（ジュゼッペ）コンテと相談した結果、リーグ戦は６月２０日に再開される」と約３カ月ぶりにセリエＡを含むリーグ戦が行われることを発表した。

　さらに、準決勝ファーストレグ終了時点で中断していたコッパ・イタリアに関しては「コッパ・イタリアを６月１３日～２０日の間に完結できると願っている」とリーグ戦再開までの１週間でユベントス対ＡＣミラン、ナポリ対インテルミラノの準決勝セカンドレグ、そして決勝戦の計３試合を開催する予定のようだ。

　スポーツ相の発表を受け、イタリアフットボール連盟（ＦＩＧＣ）のガブリエレ・グラヴィーナ会長は「フットボールの再開は全国への希望のメッセージだ。スポーツ相と連盟のメンバーとともに掴んだ大きな成功に満足している」とリーグ戦を再開できる喜びを示した。（Goal.com）