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開幕投手に内定した石川。強力なソフトバンク打線に挑む【拡大】

ロッテ・石川、開幕投手内定 2年連続2度目

 ロッテ・石川歩投手(32)が開幕投手に内定したことが28日、分かった。対戦が有力な6月19日のソフトバンクとの開幕戦(ペイペイドーム)で、2年連続2度目の大役を務める。

 2年連続2度目の勲章だ。石川が、開幕投手に内定したことが明らかになった。

 公式戦の開幕延期が決まる前の2月下旬、いったんは新加入の美馬(前楽天)が移籍1年目で大役に選ばれた。だが左脇腹を痛め、3月上旬のオープン戦の登板を回避するなど調整が遅れた。現在は回復しているが、昨季チーム最多タイの8勝を挙げた石川に白羽の矢が立てられた。

 井口監督はこの日、ZOZOマリンスタジアムでの練習後にオンライン取材に応じ、開幕ローテーションについて「(開幕から)5戦目までは本人に(登板日を)伝えている」と明言。石川をはじめ、美馬、種市、二木、西野が候補とみられる。

 6月19日からの開幕カードでは、敵地ペイペイドームでソフトバンクとの対戦が有力。石川は昨季の同カードで2試合に先発し、2連勝した。チームも17勝8敗と大きく勝ち越し。2017年から3年連続でBクラスに沈んでおり、お得意さまを相手に開幕ダッシュをはかりたいところだ。

 石川は2014年の入団から3年連続で2桁勝利をマークするなど、通算56勝の右腕。今後は31日の紅白戦に登板する。調整を重ね、開幕のマウンドに立つ。