【虎のソナタ】ダービーもプロ野球もムード高まってきた 紙がかりアイデア!?でコース紹介実現

 大阪府・吉村洋文知事が来月1日に休業要請の全面解除を発表する。北新地やミナミも明るくなるのかなぁ。またまた、一歩前進だ。一方、日本全国で緊急事態宣言が解除された中で、北九州市などは第2波の心配をしなくちゃいけない患者数の増加動向が。まだまだ、不要不急の外出は控えめに、可能な方はご自宅で…の方向性だけは間違いないようだ。

 そんな方々に、おうちでの楽しみ方のひとつを提供しているのが、わがサンケイスポーツ特別版の競馬専門誌「週刊ギャロップ」。現在、冊子の中にとじ込み付録があり、5号分を組み合わせると、ペーパークラフトの「東京競馬場」ができあがるという粋な企画であります。今週の「日本ダービー特集号」が第2弾で、前週オークス特集号のとじ込みと今回で、まずは日本ダービーの舞台の土台が完成する仕組み。

 この「ペーパークラフト東京競馬場」をサンスポ紙面で利用しない手はない。コース紹介にピッタリじゃないか! と思い立ったのが、整理部デスク・矢田雅邦。提案すると、レース部長・土井高志も「そのプラン、乗った!」となった。

 紙面のレイアウト担当も、提案者・矢田。

 「僕はこの手の作業は得意です。昔、大阪(現京セラ)ドームが完成した当時にも『ペーパークラフト・大阪ドーム』っていうのがあって、いい感じで作りましたから」

 “神の手!?”を持つ矢田の力作(もちろん他の整理部員も全力で協力してます)、もうごらんになりましたよね。2面に大展開してます。お好きな馬の鞍上に乗った気分でお楽しみいただければ。

 枠順も確定し、いよいよ祭典ムードも高まってきている。レース部・山口大輝記者が〔4〕枠(8)番に入ったビターエンダーを推してきた。1面で力説しておりますので、信じてみては? 先週オークスでも13番人気のウインマイティーに◎を打って、3連複1万5020円を的中させている。高配の夢再び-。

 土井部長は「穴っぽいところですが、おもしろいと思いますよ。ただ、大本命コントレイルは〔3〕枠(5)番。いいところに入りました。ご承知のように東京競馬場は圧倒的に内枠が有利ですからね」と冷静に分析。無敗の2冠馬誕生か、それとも…。“推理”の時間は十分。日曜日までサンスポとギャロップを手に、考え抜いてくださいな。

 阪神も、また一歩前進だ。きょう29日から紅白戦がスタート。近本のオンライン取材担当は菊地峻太朗だった。

 「少し前までは、どの選手も必ず冒頭に『まだ開幕日も決まっていませんから』という言葉から会見が始まっていたんですが、それがなくなり、取材する側も、答える側も、やりやすくなってます」

 “普通”が戻りつつあるらしい。

 助っ人ボーアは32歳の誕生日だった。期待の大砲だが、みなさん、覚えていますか? 2、3月の練習試合、オープン戦で、この4番候補が1本のホームランも打たなかったことを。サブキャップ安藤理が苦笑いだ。

 「あのまま開幕してたら、どうなっていたか。今頃、打線から消えていたかもしれないし、大爆発していたかもしれないし。こうなった以上、開幕遅れをプラスに捉えてほしいし、祈りたい」

 楽しくもあり、怖くもある、「結果が出る」季節が再びやってくる。