北九州市で“第2波”に危機感 小倉県知事「1日で21人は尋常ではない」

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 28日に感染者が21人確認された福岡県北九州市では、感染拡大の“第2波”への警戒が強まっている。小川県知事は会見で「1日で21人は尋常ではない」と強い危機感を示した。

 「ずっと(感染者)ゼロが続いていた北九州市でこのような状況になって、非常に驚き、強い危機感を持っている」(小川知事)

 北九州市では、28日までの6日間で合わせて43人の感染者が出ている。小川知事は第2波への危機感を示しながらも、北九州市に限定した休業要請については否定的な考えを示した。

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 生徒1人の感染が確認された北九州市小倉南区の中学校では、校舎内や体育館の消毒が念入りに行われた。また、街の人からは「驚くような数字。北九州で第2波が最初に出たので心配」「ここ(北九州市)だけでも緊急事態宣言してもいいと思っている」と不安の声も。

 北九州市では市内2カ所の病院でクラスターも発生しており、北橋市長が今後の方針を発表する予定だ。
(ANNニュース)
映像:北九州市で新たに21人感染確認