生徒感染の中学、再び休校に 校舎の床や机を消毒 北九州

by

 男子生徒1人の新型コロナウイルス感染が確認された北九州市立企救(きく)中学校(小倉南区)で29日、消毒作業が実施された。同中はこの日から当面の間、臨時休校となり、防護服を着用した専門業者の作業員が校舎の床に消毒液を散布したり、アルコールを浸した布で室内の机や棚などを拭いたりした。

 北九州市立の小中学校は5月18日に学年や学級ごとの分散登校を始め、25日から全員が登校して午前中のみの授業を再開したばかりだった。市教委は午後には女子児童1人の感染が判明した守恒(もりつね)小学校(小倉南区)でも消毒作業を実施する。【奥田伸一】