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米Twitter社が中国報道官に警告

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[上海 29日 ロイター] - 短文投稿サイト運営の米ツイッター<TWTR.N>は、米軍が新型コロナウイルスを中国に持ち込んだ可能性があると示唆した中国外務省報道官の3月の投稿に、ファクトチェック(真偽確認)を促す警告マークを表示した。

中国外務省の趙立堅報道官は3月12日、「米国でペイシェントゼロ(感染源)確認はいつなのか?何人が感染しているのか?病院はどこなのか?米軍が新型コロナ感染を武漢に持ち込んだのかもしれない。データを公表し、透明性を向上させるべきだ。米国は中国に説明する義務がある!」とツイートしていた。

真偽確認を促すリンクをクリックすると、「WHOは新型コロナウイルスが実験室で作られたものではなく動物由来であることを示す証拠があるとしている」という見出しのページに移動する。

ツイッターは26日、郵送投票を巡るトランプ米大統領のツイートに初めて真偽確認を促す警告マークを表示。大統領はこれに反発して28日、ソーシャルメディア企業を保護する法律を撤廃するか効力を弱める法律を導入すると表明した。