「アマビエ」の絵柄も 江戸風鈴作りが最盛期 音色、厄よけに 東京・江戸川

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 東京都江戸川区の「篠原風鈴本舗」で江戸風鈴作りが最盛期を迎えている。新型コロナウイルス感染拡大防止のため店舗販売を休止していたが、緊急事態宣言解除を受けて26日から一部で再開。

 今年は金魚などの夏の風物詩に加えて、疫病を鎮めるとされる妖怪「アマビエ」の絵柄も製作し、注文が増えている。

 同社の篠原恵美さん(65)によると、風鈴はお寺の仏堂の軒先につるす「風鐸(ふうたく)」が起源で、風鈴の音色も厄よけになるという。人気のアマビエ風鈴は当面ネット販売のみで、直径約8センチが1870円から。【吉田航太】