拝殿に木像アマビエ 「日本一の大きさ。遠くの人の健康も願って」 長崎・諫早神社

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 新型コロナウイルスの終息を願い、諫早神社(長崎県諫早市)の拝殿に、疫病を退散するとされる妖怪「アマビエ」の特大の木像が登場した。参拝者が「かわいい」と写真に収めるなど一躍人気者になっている。

 木像は高さ1.15メートル、直径80センチ、重さは約300キロもある。クスノキの一木づくりで、社務所を新築した際に伐採した木材を使用。同市のチェーンソーアート作家、嶋田克海(かつみ)さん(69)がノコギリを使い、2週間かけて仕上げて奉納した。

 宮本健一宮司が調べた限り、アマビエ木像としては日本一の大きさという。宮本宮司は「自分はもちろん、遠くにいる大切な人や周りの人の健康を願ってコロナ禍を乗り切ってほしい」と話した。【杉山恵一】