甘~いスイカずらり「自信の味をぜひ」 大分・日田で出荷始まる

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 大分県内有数の産地として知られる日田市でスイカの出荷が始まった。市内の出荷場には、ハウス栽培のスイカがずらりと並ぶ。

 初出荷を前にスイカの糖度が測定されると12度あり、農家からは例年並みの高品質のスイカができたと安堵(あんど)の声が上がった。関係者らはスイカを転がしたり、たたいたりして玉の大きさや丸さ、今年の出来を確認していた。

 市では農家13戸が約26ヘクタールの畑でスイカを栽培。5月から8月にかけて約1600トンが出荷され、主に大分市や福岡市で消費される。

 日田西瓜部会の中島哲男部会長(67)は「新型コロナの影響もあり、単価がどうなるかが気がかりだった。出来には自信があるので、ぜひ味わってほしい」と話した。【辻本知大】