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オリックス西村監督は開幕ローテ熟考へ 同一チーム6連戦を考慮

 オリックス・西村徳文監督は29日、京セラドーム大阪で行われた全体練習後、取材に応じ開幕ローテーションについて「もう1回考えて決めます」と熟考の姿勢を示した。

 6月19日に開幕を迎えるが、パ・リーグは開幕シリーズの3連戦のあとは1カード6連戦という変則日程が見込まれている。

 「今までと違うシーズンになる。どういうローテがいいか考えて選手に伝えていかないといけない」

 同じチームを相手に6連戦となれば、戦い方はこれまでとは変わってくる。

 開幕投手の本命とみられる山岡泰輔投手はこの日、軽い寝違えのため練習を早退。指揮官は「大したものではない」と軽傷を強調した。

 そのためか、開幕投手の通達については「まだ。そろそろ(ローテを)決めていかないといけない。もう1回考えて決めます」と話した。

 25日から紅白戦を3試合連続で開催。30日にも4試合目を行う予定。

 現状で開幕ローテ決定は山岡と山本由伸の2人だけ。3番手に期待される田嶋大樹投手はこの日、体調不良を訴え練習不参加。こちらも軽症のため30日には復帰予定となっている。とはいえ、不安はぬぐえない。

 ほかの候補である荒西大祐投手、漆原大晟投手、K-鈴木投手、鈴木優投手も紅白戦で結果を出せていない。2軍の榊原翼投手、山崎福也投手は紅白戦で無失点と結果を出したが、ローテ入りを決めるまでには至らなかった。

 西村監督は6月2日からの練習試合も見ながら先発ローテーションをじっくり決めることになりそうだ。