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オリ・パラ特措法改正案を閣議決定 五輪延期も20年祝日は変更せず

 橋本聖子五輪相は29日、閣議後の定例会見を行った。この日、日本政府は1年延期となった来年の東京五輪に向けて、祝日を移動させ閉会式の行われる8月8日を「山の日」にするなどとしたオリンピック、パラリンピック特別措置法の改正案を閣議決定。橋本五輪相は「日本の五輪に向けた姿勢を示す必要がある。国民生活や経済活動にも大きな影響が及ぶ」と、早期成立に意欲をみせた。

 東京五輪の開会式・閉会式にあわせて祝日を移動させる特措法の改正案では、例年7月第3月曜の「海の日」を開会式前日の7月22日に、例年10月第2月曜の「スポーツの日」を開会式当日の7月23日に、例年8月11日の「山の日」を閉会式が行われる8月8日に移す。

 東京五輪開催予定だった今年も同様の措置をとっており、それぞれ7月23日(海の日)、7月24日(スポーツの日)、8月10日(山の日)が祝日となっている。延期となったが、「国民生活の混乱回避」のため、この特別措置は変更しないとした。

 また、オリパラ推進本部の設置期限の1年延長、外国の大会関係者等の非課税措置の延長などが盛り込まれている。