北九州市長「封じ込めに全力」 新たに26人感染、給食を中止
by 共同通信新型コロナウイルスの感染者が急増している北九州市の北橋健治市長は29日の記者会見で、市立学校は給食を中止して当面午前中の授業のみとし、屋内型の市施設を全て休館するといった対策を発表した。「封じ込めに全力を挙げる」と強調、市民に不要不急の外出を控えるよう呼び掛けた。市では29日、新たに26人の感染が確認された。
北九州市によると、4月30日~5月22日は感染確認がゼロだったが、23~29日の新規感染は計69人に上った。市は医療機関2カ所でクラスターが発生したと分析。経路不明の感染者も多い。
市長は「感染リスクは食事の時に高まる」と給食中止の理由を説明した。