宿泊・飲食の4月新規求人が半減 コロナで人手不足から一転

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 新型コロナウイルスによる雇用への影響

 厚生労働省が29日発表した4月の一般職業紹介状況によると、新規求人のうち宿泊業・飲食サービス業は前年同月比47・9%減とほぼ半減したことが分かった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言発令で人手不足だった業界の採用意欲が一転、大幅に落ち込んだ。生活関連サービス業・娯楽業は44・0%減、製造業は40・3%減だった。

 総務省が29日公表した4月の労働力調査では、就業者数は前年同月比80万人減の6628万人。男女別では男性が27万人減だったのに対し、女性は2倍近い53万人減となった。女性の就業者数の減少は8年2カ月ぶり。