沖縄県議選告示、64人立候補…玉城知事支持派の過半数維持が焦点
沖縄県議選(定数48)が29日告示され、全13選挙区に計64人が立候補を届け出た。うち4選挙区では立候補者数が定数と同じで、計12人が無投票当選を決めた。無投票となった選挙区数は、沖縄が本土に復帰した1972年の県議選と並び、最多となった。
主な争点は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設の是非で、移設反対を掲げて2018年に初当選した玉城デニー知事の中間評価とも位置づけられる。現在の県議会(欠員2)で46人のうち26人を占める知事の支持派が、過半数を維持できるかが焦点だ。投開票日は6月7日。有権者数は28日現在、116万8778人。