横浜MにMF天野とDF小池が加入
J1横浜Mは28日、ベルギー2部ロケレンに期限付き移籍をしていたMF天野純(28)の復帰と、同クラブに所属していたDF小池龍太(24)を完全移籍で獲得することを発表した。
2人が所属していたロケレンは多額の負債を抱え4月下旬に破産。クラブの破産による特例措置が国際サッカー連盟(FIFA)から下りたため移籍期間外での移籍が可能となり加入が実現した。両選手はすでに4月23日のオンライントレーニングからチームに合流している。
約1年ぶりの復帰となる天野は「こんなに早く帰ってくると思っていなかった」と、予想外のアクシデントでの帰国に悔しさを吐露。それでも、「マリノスに入ったからにはマリノスのために、すべてを尽くして、みんなと一緒にもう1度シャーレを掲げたい」と昨年7月に移籍したため味わうことができなかったリーグ優勝をチームに再びもたらすことを誓った。
この日、2人はユーチューブのクラブ公式アカウントで生配信に出演し、サポーターにも加入を報告。最大5100人が配信を視聴した。ファンからのコメントを見た小池は「温かく受け入れてくれたことがうれしい。期待される声が大きかったので、その期待に応えたい」と力を込めた。