TOKIOの動向が不安定、長瀬智也がもたらした波紋と今後の動向
by NEWSポストセブン「外出自粛中は、同じマンションに住む、ファッションデザイナーの友人の家と自宅を行き来しているようですよ。テイクアウトした食事をしながら、忙しいときは見られないような海外ドラマをイッキ見したりしているようです」
こう話すのは、TOKIO・長瀬智也(41才)の知人だ。
TOKIOファンは目下、長瀬の動向に注目している。今年2月、『週刊文春』(2月27日発売号)が、「2021年4月にジャニーズ事務所を退所し、TOKIOも解散」と報じると、それ以降、ネガティブな情報が続いているからだ。
4月に入ると、この報道を裏付けるような“友人”の証言が飛び出した。
かつて『池袋ウエストゲートパーク』(TBS系)で共演し、息の合ったコンビを演じた窪塚洋介(41才)は、4月15日にインスタライブを開催。ワインボトルをラッパ飲みする“おうち時間”を披露しながら、「長瀬くんもジャニーズ引退するって言ってたよ」とさらりと言ってのけたのだ。
「昨年秋に長瀬さんは窪塚さんのインスタグラムに登場しています。2人がいまも友人なのは事実なので、泥酔した窪塚さんの“悪ノリ”だと言い切れない可能性もあります」(芸能関係者)
さらに、事件は続く。5月13日、コロナ禍の特別体制で放送された『TOKIOカケル』(フジテレビ系)の総集編で、城島茂(49才)だけが収録に参加し、ほかのメンバーにアポなしで電話をかけるという企画でのことだ。
長瀬は、TOKIOのもう1つのレギュラー番組『ザ!鉄腕DASH!!』(日本テレビ系)にも、3月29日に出演したきり、2か月近く姿を見せていなかったこともあり、久々の登場が期待されていた。
しかし松岡昌宏(43才)と国分太一(45才)がそれぞれ電話に出て、ドラマ撮影のための体形管理や子育てについて近況を語る中、長瀬は電話にすら出なかったのだ。
「さすがにほかのメンバーたちも長瀬さんの行動にあ然としたようです。“仕事中で電話に出られませんでした”とテロップが出ましたが、アポなしとはいえ、これだって仕事のはずで、“ボイコットしたのか?”と言う人までいたそうです。
翌週20日の放送にはリモート出演し、ヒゲがもみあげからアゴまでつながった熊のような風貌を披露し、メンバーを驚かせました。国分さんが、長瀬さんに“ご飯、大丈夫なの?”と聞いていて、本当に久しぶりに顔を合わせたんだなって。長瀬さんの奔放ぶりにメンバーやスタッフは笑っているようですが、内心、青ざめているのでは?」(テレビ局関係者)
ファンの不安がピークに達したのが、ジャニーズ事務所がコロナ禍に結成した期間限定ユニット『Twenty★Twenty』(略してトニトニ)への不参加だ。
「亡くなったジャニー喜多川さん(享年87)の意向を汲み、滝沢秀明さんの呼びかけで実現したものです。トニトニという名称も、ジャニーさんが考えたもので、もともとは東京五輪のために結成されるはずでしたが、こうした状況になり、五輪も延期になったため、エンターテインメントで社会貢献をしようと発足しました」(前出・芸能関係者)
参加メンバーはV6やKinKi Kids、嵐など、デビュー済みのグループの75名だが、そこにTOKIOの名前はなかった。
「ほかの不参加メンバーは、未成年の女の子とホテルで酒席を開催したSnow Manの岩本照さん、そして新型コロナの外出自粛期間中に、飲み会をし、ついに芸能活動休止に追いやられたNEWSの手越祐也さんだけです。TOKIOはいま、音楽活動を休止しているとはいえ、トニトニは不祥事を起こしたメンバー以外は参加しています。不参加を決意したのは、TOKIOの音楽を全面的にプロデュースする長瀬さんの一存だという声もあります」(前出・テレビ局関係者)
この時期、TOKIOファンにとっては落ち着かない、まさに春の嵐が吹き荒れていた。こうしたとき、常にメンバーの間に立ち、関係の改善に努めてきたのが松岡だった。
「TOKIOのリーダーは城島さんですが、メンバーの仲介役となって仲を取り持っているのは、松岡さんなんです。松岡さんは、2018年5月の山口達也さん脱退後の会見でも明らかになったように、自分たちの状況をしっかりと把握し、親しいメンバーに対しても客観的に、時には厳しい意見も口にできる。その冷静さが、山口さんが抜けた後の4人をしっかりとつなぎ止めました」(前出・芸能関係者)
さらに、長瀬とはある共通の思いを抱いている。
「音楽活動の再開です。バラエティーやドラマにも取り組んでいますが、2人には自分たちはミュージシャンだという意識がとても強い。同じ思いがあるからこそ、長瀬さんは2つ年上の先輩である松岡さんには唯一さまざまなことを相談できました。しかし、それだけ信頼されていた松岡さんでも、長瀬さんの最近の言動には何も言えず、見守るしかないようです」(別のテレビ局関係者)
しかし、TOKIOには、以前から決まっていた国際的な仕事がある。
「TOKIOは、延期後も東京五輪のアンバサダーを継続して務めます。東京五輪は、ジャニーさんも楽しみにしていたビッグイベント。開催前にTOKIOのフロントマンである長瀬さんが欠けることはあり得ない。いま長瀬さんは音楽活動の再開や自身の活動の幅を広げるための“助走期間”と考えている。次のステージでもメンバーと笑っているはずです」(前出・テレビ局関係者)
長瀬の漕ぐ船は、いまどこへ進んでいるのだろうか。
※女性セブン2020年6月11日号