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ついにGPSも搭載 順当に進化したFitbit Charge 4

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 2020年春、在宅勤務になって通勤という名の運動がなくなってしまったので、一日の運動量がすっかり減ってしまった。まったく外出できないわけではないので夕食後に近所を散歩するなどはできているが、それでもがんばって今までの半分くらいという印象だ。仕事中にちょっと歩き回ることがなくなったのも減った原因の一つだろう。

 と、こういうことを客観的に捉えることができるのも体活動量計のおかげだ。筆者は今まで、FitbitのCharge 2を使っていて、機能に不足を感じることはなく使っていた。

 唯一気になるのは電池の持ちで、購入時はカタログスペック通り5日くらいは持っていた記憶があるのだが、だんだん持たなくなってきて3日くらいで充電が必要になってしまった。

 Fitbitにこだわる理由は、安静時心拍数が自分の体調の目安になるからだ。他の人はどうなのかわからないが、筆者に関して言えばFitbitが計測する(というより算出する、というべきだろうか)安静時心拍数が上がってくると疲れが溜まっている証拠で、ここで睡眠をしっかり取らないと風邪を引いたりする。おそらく睡眠時の体温と関係するのだろうなと思う。

 値段の安さと機能の多さにつられて中国メーカーの活動量計を使っていたこともあるのだが、安静時心拍数という項目はあるものの体調と連動せず、結局自分に合うのはFitbitだなと感じた。

 そのFitbit Chargeの最新機種、Charge 4が発売されたので早速購入した。以下Charge 3ですでに対応していることもあると思うが、筆者はCharge 2からの乗り換えなのでその点についてはご了承いただきたい。

 パッケージにストラップの片側が2種類入っていて、腕の細い人太い人に両方対応できるようになっている。筆者の腕では短い方のストラップだとギリギリだったので長い方に付け替えた。ストラップはCharge 3と互換性があるようなので、後日サードパーティー製のものに付け替えようと思っている。

 両方を腕に付けてみると薄くなったように見えたのだがそれはデザイン的な工夫の結果で、外して並べて見るとほとんど変化はなかった。

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2と4の厚さの比較……になるかと思って撮影したのだが、実際は形状の違いと腕にはめた位置で差が出ただけだった
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裏面の違い。4の一番上(写真では一番右)の窓には近接センサが入っていて、肌に触れていないときは心拍数測定用のLEDを点灯しないようにしているようだ
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4の文字盤は2と同じ「Retro Double Stat」にしてみた
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電池残量が少ない状態になると、左上に電池残量マークが出るようになるので文字盤の表示がおかしくなったように見える

 Charge 4で最も大きな変化はGPS利用した位置情報を使えるようになったことだろう。Fitbitでもスマートウォッチジャンルに含まれるデバイスには搭載されていたのだが、ついにこの大きさのデバイスにも搭載されるようになった。

 今まではワークアウトする場合は親機としてスマートフォンを持ち、Fitbitアプリを起動しておく必要があったのだが、これでスマートフォンを持って出る必要がなくなったのはうれしい。ただし消費電力は大きく、カタログスペックでは最大5時間、実測では1時間で35%くらいバッテリが減った。

 通常使用時は24時間心拍数を計ってバッテリの消費が一日で10%程度だった。充電は10%から100%になるまで1時間以上かかったので、週に一回長風呂中に充電しておくくらいでよさそうだ。

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バッテリ表示はメイン画面を下から上にスワイプした画面で確認できる
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充電している状態。常時表示されているわけではいなので、確認するためには横のボタンを押す必要がある

 屋外のワークアウトはGPSの位置情報をつかむ必要があり、30秒ほど空が見えるところでじっとしている必要がある。ただGPS衛星を捕まえなくてもワークアウトを始めることはできるので、さっさと運動を始めてしまってもよさそうだ。

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ワークアウト中の表示と、一時停止中の表示

 GPSログはFitbitのサイトから.tcxファイルとしてダウンロードできるので、データ変換ができるソフトウェアやウェブサービスなどを使えば抜き出せることを確認できた。1分間隔のデータだった。

 今話題の血中酸素飽和度(SpO2)も計ることができるということだったのでどのように見られるのか確認したところ、任意のタイミングで計れるわけではなく、睡眠時の血中酸素飽和度を相対値で見られるようになった、ということだった。毎日の睡眠の記録の画面で見ることができる。

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相対SpO2のグラフ。変化が大きいと睡眠時無呼吸症候群の恐れがあったりするようなので、たまに見返したい

 Fitbit Payという非接触決済の機能も入っているのだが、残念ながら日本では対応した金融機関がないので現時点では使うことができない。おそらく直接の対抗となるGarminのGarmin Payは日本でもぼちぼち使えるようになってきているので、Fitbitもがんばってほしいところだ。

 発売してすぐということもあり、値段が2万円超えというのが購入するかどうかの一番気になる検討材料になるだろう。前述の通り筆者はFitbitの提供する安静時心拍数に価値を見いだしているので2万円で2年以上使えるならいいと納得して購入したのだが、数千円で買える体活動量計がある現在ではなかなか手を出せない金額であるのも事実だろう。旧機種にはなるがFitbit Charge 2なら1万2千円程度で手に入るので、それを選ぶのもありだと思う。

 とはいえ、生活防水から50m防水になったり、タッチスクリーンになったりと細かい部分がアップデートしていることも確かだ。従来のFitbitデバイスを使っているならばFitbit Charge4に乗り換えてもよいのではないかと思う。

商品名購入場所購入価格
Fitbit Charge 4ヨドバシカメラ2万1980円(税込)

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