TVアニメ『ダイの大冒険』10月放送開始 キャストは一新し種崎敦美ら6人発表
アニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』のプロジェクト発表会が27日、YouTube「Vジャンプチャンネル」でライブ配信され、新情報が発表された。10月よりテレビアニメとしてテレビ東京系で、28年ぶりに放送がスタート。キャストも一新し、主人公・ダイ役を種崎敦美、ポップ役を豊永利行、マァム役を小松未可子、レオナ役を早見沙織、アバン役を櫻井孝宏、ヒュンケル役を梶裕貴が担当する。
『ダイの大冒険』は、1989年から96年まで『週刊少年ジャンプ』で連載していた人気漫画が原作。魔法が苦手だが勇者に憧れている主人公・少年のダイが、ある日、島を訪れた“勇者育成の家庭教師”アバンに才能を認められ、勇者になる特訓をする。そして、秘められた力を開花させ、アバンの弟子・ポップ、マァムら仲間とともに復活した魔王を倒し平和を取り戻すべく旅に出る冒険活劇。
同誌の歴代最大発行部数653万部を突破した1995年新年3・4号合併号に『ドラゴンボール』『スラムダンク』『るろうに剣心』『ジョジョの奇妙な冒険』らとともに掲載されており、ジャンプ金期を支えた作品のひとつで、単行本の累計発行部数は4700万部を突破している。
人気ゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズの世界観・設定を基にしたゲーム作品シリーズと繋がりのない完全オリジナルの世界観で、『ドラクエ』シリーズの生みの親・堀井雄二氏が漫画の監修を担当。テレビアニメがTBSにて91年10月から92年9月まで放送され、原作漫画同様の激しいアクションシーンが人気を博し、91年、92年(3月、7月)に映画化されている。
昨年12月、2020年秋に完全新作でアニメ化されることを発表。92年9月まで放送されたテレビ版以来、約28年ぶりのアニメ化で、CGとアニメ作画のハイブリッドで表現し、東映アニメーションが制作することが決まっている。
過去のアニメ版の出演キャストはダイ役を藤田淑子さん(18年に死去)、ポップ役を難波圭一、ヒュンケル役を堀秀行、マァム役を冨永み〜な、レオナ役を久川綾、アバン役を田中秀幸らが担当していた。