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ポグバは来季もユナイテッド残留か…コロナ禍で他クラブは手が出せず

 去就が注目されるマンチェスターUのフランス代表MFポール・ポグバだが、他クラブは獲得を断念せざるを得ない状況のようだ。

 昨年の夏にユナイテッド退団希望を明らかにしたポグバだが、最終的に残留。今季は負傷もあってここまで公式戦8試合の出場にとどまっているものの、プレミアリーグの再開後に復帰を果たす見通しと伝えられている。

 そのポグバに関してはかねてからRマドリード移籍や古巣のユベントス復帰がうわさされている。しかし、『マルカ』は先日、同選手の代理人であるミーノ・ライオラ氏がRマドリードと協議を重ねたものの、移籍金で折り合いがつかなかったと報道した。

 さらに『コリエレ・デッロ・スポルト』は、ユベントスもポグバの獲得に動くことができないと報道。コロナ禍による中断で財政面に打撃を受けるクラブは、移籍金だけでなく、ポグバの高額年俸も懸念となり、手を出すことができない状況だという。

 コロナ禍による選手の市場価格は総じて低くなっているものの、それでもポグバの移籍金は1億ユーロ(約117億円)近くが必要になるとみられている。ユナイテッドとしても、2021年6月までとなっているポグバとの契約更新がなければ、満了時にフリーで流出することになってしまうだけに、それぞれに動きに今後も注目が集まる。(Goal.com)