吉村知事、USJで「大阪コロナ追跡システム」使用へ
大阪府の吉村洋文知事(44)が27日、大阪府庁で定例会見に出席し、新型コロナウイルスの感染拡大防止策「大阪コロナ追跡システム」を29日から運用することを発表した。
劇場、映画館、テーマパークや不特定多数の方が参加するイベントなどが対象で、施設の入り口などにQRコードを設置。利用者はそれを読み取ってメールアドレスを登録すると、施設で新型コロナウイルス感染者が出た場合、注意喚起のメールが送信される。クラスターが発生した場合はより詳細なメールを送り、今後の対応などをお知らせする。吉村知事は「クラスター発生したい施設はぜひとも使っていただきたい」と話した。
また、休業が続いている大阪市此花区のテーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)では営業再開に向けて、このシステムを活用するという。「USJさんでも営業を再開する場合は『このシステムを導入したい』と聞いています。入り口でもそうですし、個別の飲食店でも導入するとのことです」と幅広く活用されそうだ。