「南野の加入で放出候補に」買収と話題のニューカッスルがリバプールMFシャキリを獲得か

 ニューカッスル・ユナイテッドが、リバプールに所属するスイス代表MFジェルダン・シャキリの獲得を狙っているようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。

 2018年の夏にストーク・シティからリバプール入りしたシャキリは、昨シーズンに公式戦30試合に出場して6ゴール5アシストをマーク。しかし今季、ふくらはぎの負傷が影響したものの、厳しいポジション争いの中でなかなか出場機会を得ることができず、公式戦10試合の出場で1ゴールにとどまっている。

 報道によれば、そのシャキリにニューカッスルが興味を強めているという。2023年6月までリバプールとの契約を交わしているシャキリだが、クラブが今冬に南野拓実を獲得したこともあって、放出候補になり得るとのこと。今冬の移籍市場ではセビリアやローマがシャキリの獲得に関心を示していたが、リバプールは当時3つのコンペティションを戦っていたこともあり、放出を拒否したとのことだ。

 ニューカッスルでは現在、サウジアラビアの政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)による買収が現実味を帯びてきている。買収が完了した場合はシャキリ獲得への動きも強まるとみられており、今後の情勢が注目される。(Goal.com)