ヘンダーソン「ひどく妙な気分」無観客のスタジアムでトロフィー掲げる可能性に
リバプールのジョーダン・ヘンダーソンは、無観客のスタジアムでトロフィーを掲げることへの違和感を語った。
今シーズン第27節まで無敗を続けたリバプールは、29節終了時点で2位マンチェスターCに暫定で勝ち点25差をつけるなど首位を独走。あと2試合に勝利すれば30年ぶりのイングランド1部優勝に手が届く状況だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でプレミアリーグは中断された。
現在、6月中旬以降の再開に向けて前進するが、開催条件の中にはスタンド閉鎖が含まれている。昨シーズンにスペインのマドリッドでビッグイヤーを掲げたリバプール主将のヘンダーソンは、イギリス『BBC』で「大きな違いになる」ファンのいないスタジアムでの戴冠の可能性について心境をあらわにした。
「ファンがいない状況でトロフィーを勝ち取りそれを受け取れることになれば、とても奇妙だから気分はまったく異なるだろう。トロフィーを受け取るけど、そこにはファンがいない。このような状況に上手く対処しなければいけない」
「僕たちは依然として好位置にいるから、優勝が実現することを祈っている。僕たちがプレミアリーグを勝ち取ることができればみんながハッピーだ。いつの日かファンがスタジアムに戻ることを許されれば、僕たちはそれなりの形で一緒に優勝を祝えると信じている」
また、プレミアリーグ制覇をほぼ手中に収める状況であるものの、リバプール主将は「リーグ戦はまだ終わってはいない。僕たちにはまだやることがあり、シーズン終了までハイレベルのパフォーマンスが必要だ。シーズンを通して強かったことを誇張できるようにシーズンを終えたい」と結果にかかわらず最後まで戦い続けることを誓った。(Goal.com)