レアル銀河系軍団のエルゲラ、スペインでの監督業初挑戦が決定

 セグンダ・ディビシオンB(スペイン3部)に所属するラス・ロサスは26日、来シーズンからの新指揮官に元スペイン代表MFイバン・エルゲラ氏が就任することを発表した。

 エルゲラ氏は現役時代、1999年夏にエスパニョールからRマドリード入りすると、その後に同クラブの主力として8シーズンにわたってプレー。ボランチとセンターバックの両ポジションをこなし、公式戦346試合で33ゴール14アシストをマークした。

 Rマドリードでは3度のラ・リーガ制覇や2度のチャンピオンズリーグ(CL)優勝を経験。ジネディーヌ・ジダンやロナウド、ルイス・フィーゴ、ラウール・ゴンサレス、ロベルト・カルロスらと共に“銀河系軍団”と呼ばれるチームでレギュラーとして活躍した。

 また、1998年から2004年までプレーしたスペイン代表でも47試合に出場。2度のEURO参加に加え、2002年の日韓ワールドカップでは準々決勝の韓国代表戦でPK戦で敗れるまでの全5試合に出場した。

 2009年に引退後、解説などの仕事をしていたエルゲラ氏。監督業は初挑戦となり、今季セグンダBで17位と苦しんでいるクラブを上昇させることができるか注目だ。(Goal.com)