展覧会「写真とファッション 90年代以降の関係性を探る」東京都写真美術館で、写真・映像など約100点

展覧会「写真とファッション 90年代以降の関係性を探る」が、東京都写真美術館にて2020年6月2日(火)から2020年7月19日(日)まで開催される。なお、当初、同展は2020年3月3日(火)より開催予定だった。

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アンダース・エドストローム〈Martin Margiela spring/summer 94〉より 1993年 作家蔵
©Anders Edström Anders Edström, from Martin Margiela spring/summer 94,1993, Collection of the artist, ©Anders Edström

ファッションが発展する過程において、写真は衣服が持つ魅力を伝えるという重要な役割を担ってきた。そして写真が作りだすイメージは、ときに衣服そのものよりも人々を惹きつけるのだ。

1990年代には、ファッションの魅力を伝えるに留まらず、人々を魅了するイメージを生む写真家や、フランスの『パープル(Purple)』のように独立した活動をするファッション誌が登場し、ライフスタイルに大きな影響を与えた。そしてインターネットが普及した2000年代以降、それまで関係者に介されてきたファッションショーなどの様子は、SNSを通じて一般の人々へとより素早く届けられるようになった。

「写真とファッション 90年代以降の関係性を探る」では、そうした1990年代以降の写真とファッションの関係性に焦点。メゾン マルジェラ(Maison Margiela)の撮影を長年にわたって手がけたアンダース・エドストロームや『パープル』などで作品を発表した髙橋恭司の写真作品をはじめ、パグメント(PUGMENT)とホンマタカシによる初公開作品など、映像やインスタレーションも含めた約100点を紹介する。

【展覧会概要】
展覧会「写真とファッション 90年代以降の関係性を探る」
会期:2020年6月2日(火)~2020年7月19日(日)
※東京都写真美術館は、当面の間休館としていたが2020年6月2日(火)より再開。
※入場制限など実施。来館に関する注意事項は公式ホームページを確認。
会場:東京都写真美術館 2階展示室
住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
TEL:03-3280-0099
開館時間:10:00〜18:00(木・金は20:00まで) ※入館は閉館30分前まで
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌火曜日休館)
観覧料:一般 800(640)円、学生 700円、中高生・65歳以上 600円
※( )は20名以上の団体、当館の映画鑑賞券提示者、各種カード会員割引、当館年間パスポート提示者の料金
※小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳の所持者とその介護者は無料
※各種割引の併用不可

■展覧会カタログ『写真とファッション』
価格:2,200円(税込)
内容:出品作品図版のほか、本展監修者、担当学芸員によるテキスト、作家略歴など。
販売先:NADiffオンラインショップ、NADiff BAITEN(2Fミュージアムショップ)
※NADiff BAITENは臨時休館に伴い、当面の間営業休止。再開予定などは公式ホームページにて随時告知。

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