KFC、全米のチキンサンド戦争についに参入
ニューヨーク(CNN Business) 米ファストフード大手のKFCが、フロリダ州オーランドで新しいプレミアムチキンサンドイッチの試験販売を開始した。
ケンタッキーフライドチキンを展開するKFCだが、意外なことに、チキンサンドイッチに関しては遅れを取っていた。競合チェーンのポパイズやチックフィレイ、マクドナルドは相次いで新製品を売り出し、全米でチキンサンドイッチ戦争を展開している。
新商品の「KFCチキンサンドイッチ」は、バターたっぷりのブリオッシュの上に、特製クリスピーチキンフィレを載せ、ピクルスとマヨネーズをトッピングした。値段は単品で3.99ドル(約430円)、ポテトとドリンクのセットで6.99ドル(約750円)。
KFCは似たようなサンドイッチを「クリスピー・カーネル」の商品名で2018年4月から販売している。
しかしKFCによると、新商品はチキンフィレを20%大型化して、ピクルスも厚くなり、バンズも刷新した。フロリダ州内の15店舗で6月21日まで販売する。
宣伝責任者によると、KFCは自分たちのチキンサンドイッチが最高ではなかったことを嘆き、およそ1年がかりで新製品の開発に取り組んだという。
新しいサンドイッチは試験販売を経て、うまくいった場合はすぐにも全米の約4000店で売り出すかもしれないとしている。