「誠に不適切で、国民の信頼を揺るがす深刻な事態。改めてお詫び」黒川氏の後任・林真琴検事長が会見

　賭け麻雀問題で辞職した東京高検の黒川弘務前検事長の後任として就任した林真琴・名古屋高検前検事長が27日夕方、記者会見を開いた。

　林検事長は冒頭、黒川前検事長の行為について「誠に不適切で、国民の信頼を揺るがす深刻な事態と受け止めている。改めてお詫びを申し上げる」と述べた。

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　林氏は東京大学法学部卒業後の1983年に任官。東京地検特捜部でリクルート事件などの捜査にあたったほか、法務省や検察庁の要職を歴任し、2018年から名古屋高検検事長を務めていました。

　黒川前検事長とは司法修習の同期で、ライバルとして早くから将来の検事総長候補とみられていたという。（ANNニュース）