北九州市で5日連続の感染確認、計22人に 施設を臨時休館

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 北九州市は27日、新たに8人の新型コロナウイルス感染が判明したと発表した。北九州市での感染確認は23日から5日連続で、5日間の合計は22人に上る。緊急事態宣言は全国で解除されたが、市は感染拡大防止のため、いったん再開した小倉城や松本清張記念館、九州鉄道記念館など市の43施設を28日から6月18日まで再び臨時休館とし、市主催のイベントも当面中止・延期する。

 北九州市での感染確認は、クラスター(感染者集団)が発生したとみられる病院の感染者を含む4月1日の21人をピークに減少。4月30日からは23日連続でゼロが続いていたが、5月23日に新たに3人の感染が判明して以降は▽24日=3人▽25日=6人▽26日=2人――と感染確認が続いている。そのほとんどが感染経路が不明で、北橋健治市長は「第2波の入り口に立っている」と市民に警戒を呼びかけている。【井上卓也】