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オンラインで記者会見するルノーのスナール会長

背水の3社連携 日産・三菱自・ルノー 分業・地域分担加速 コロナ失地回復なるか

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 日産自動車、三菱自動車、フランス大手ルノーの3社連合は27日、連携強化策を発表した。生産や販売を地域ごとに分担するほか、技術開発でもそれぞれの得意分野に注力し分業を加速させる。連合を率いた日産前会長のカルロス・ゴーン被告の拡大路線から転換し業績の立て直しを急ぐ方針だが、新型コロナウイルスの感染拡大で自動車市場の先行きは不透明感が増しており、連携策が業績回復につながるかは見通せない。

 「(3社の)提携は効率を大幅に向上させ、固定費を削減し、将来の成長を支える」。日産の内田誠社長兼最高経営責任者(CEO)は27日、日本とパリをつないだインターネットでの記者会見で、3社の連携強化によってコロナ危機を乗り切る考えを強調した。

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