10カ月 療養中の逮捕 容疑者記憶、劣化を懸念 京アニ放火殺人逮捕
by 会員限定有料記事 毎日新聞平成以降最悪の死傷者を出した「京都アニメーション」の放火殺人事件で、京都府警は27日、青葉真司容疑者(42)を逮捕した。事件から10カ月が過ぎたが、容疑者は全身やけどがまだ回復せずに寝たきりの状態。逮捕要件となる逃亡や証拠隠滅の恐れはほぼないとみられ、逮捕・勾留を問題視する専門家の指摘もある。こうした状況の中で逮捕に踏み切った背景に何があったのか。動機に不可解な点もあり、真相を究明できるか注目される。【千葉紀和、添島香苗】
「逃亡と罪証隠滅の恐れがある。捜査に関わるので詳細は明らかにできない」
この記事は有料記事です。
残り2002文字(全文2251文字)
または