ワタミが65店閉店 外食チェーンで閉店相次ぐ コロナで業績悪化

by

 大手居酒屋チェーンのワタミは27日、全国の直営店約400店のうち65店を閉店すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大を受けて店舗を休業したため売り上げが大幅に減っており、収益改善が難しい店を閉店して立て直しを図る。

 外食チェーンでは不採算店を閉店する動きが相次いでいる。居酒屋「甘太郎」や回転ずしチェーン「かっぱ寿司」など計2665店を展開するコロワイドは、居酒屋業態を中心に直営店196店を9月末までに閉店する方針だ。新型コロナ対策として多くの店で休業や営業時間短縮を実施し、4月の既存店売上高は前年同月比58・7%減だった。不採算店を減らし収益改善を進める。

 また、ロイヤルホールディングス(HD)も2021年末までに、ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」や天丼てんやなど約70店を閉店する方針を決定。大戸屋HDも21年3月末までに不採算の12店を閉める。

 従業員の雇用については、各社ともグループ内での配置転換などで維持する方針という。【中津川甫】