黒川氏「訓告」軽すぎる?「個別事案に応じて適切に判断」 菅官房長官会見詳報
by 会員限定有料記事 毎日新聞黒川弘務・前東京高検検事長の賭けマージャン問題や検察庁法改正案を巡って、27日の菅義偉官房長官の記者会見でも質疑が相次いだ。黒川氏の訓告処分に関して、過去に賭けマージャンで停職処分を受けた自衛官と比べて「軽過ぎる」との批判が出ていることについて、菅氏は「所属の各省庁などにおいて個別事案に応じて適切に判断していると報告を受けている」と述べるにとどめた。また処分は「法務省、検事総長において決定し、(安倍晋三)首相や私に報告があった」との説明を繰り返し、「決定過程は適切だった」と述べた。主なやりとりは以下の通り。【秋山信一】
--黒川前検事長について。訓告処分検討の途中経過の報告を長官は受けたのか。森雅子法相が「内閣と協議を行った」と発言しているが、協議とは具体的にどのようなやりとりだったのか。
◆黒川氏の処分内容については、あくまで法務省、そして検事総長において決定し、その後、法相から総理(安倍晋三首相)や私に報告がありました。詳細については、法務省にお尋ねいただきたいと思います。
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