巨人、選手やチームスタッフに「抗体検査」

 読売巨人軍は27日、新型コロナウイルスの感染歴を調べる「抗体検査」を、一~三軍の全91選手やチームスタッフら計約220人の希望者を対象に実施すると発表した。検査は東京都内の大学医学部の研究に参加する形で行われ、今週から検体となる血液の採取を開始し、結果はチームの感染対策などに活用する。PCR検査についても、抗体検査の結果を総合的に判断し、実施を検討する。

 検査には、米食品医薬品局(FDA)が今月、性能評価を公表した検査薬のうち、高い精度を示した米国企業の試薬を使用し、検査結果や検査の手法は、日本野球機構(NPB)とサッカーJリーグによる「新型コロナウイルス対策連絡会議」の専門家チーム(座長=賀来(かく)満夫・東北医科薬科大特任教授)の助言を得ながら、他球団にも開示する。球団広報部は「プロ野球界のみならず、スポーツ界全般の感染防止策に役立てていただくことを目指す」としている。

 プロスポーツ界での抗体検査は、日本相撲協会が今月18日から全力士らに行っているほか、福岡ソフトバンクホークスも選手らに実施する方針を明らかにしている。