マーク・ウェバー、ルノーのF1継続を願う 「ルノーはF1に必要な存在」

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元レッドブルのF1ドライバーであるマーク・ウェバーが、ルノーがF1を継続することを熱望していると語る。

ルノーが今後もF1を継続するかどうかは不明確な状況となっている。新型コロナウイルスによる景気後退により、屋台骨である自動車産業がぐらついており、経営陣は大幅な削減を検討している。当然ながらF1チームについても調査している。

過去にルノーは何度かコンストラクターとしての参戦と撤退を繰り返しているが、ワークス参戦だけでなく、エンジンサプライヤーとしても継続するかどうかはわからない。2021年からルノーのF1エンジンを搭載するチームはワークスチームだけとなる。

ルノーの筆頭株主であるフランス政府は、自動車業界を対象に総額約80億ユーロ(約9440億円)の支援策を発表。ルノー向けの50億ユーロの政府保証融資については、モーブージュなど2工場について労組との合意が成立するまで最終決定は行われない。

マーク・ウェバーは、ルノーはF1に必要な存在だと語る。

「彼らにコロナ後の時代にとどまる機会があることを心から望んでいる」とマーク・ウェバーはコメント。

「僕たちはF1にとって必要な存在だ」

ルノーがF1を継続した場合、2021年に誰がエステバン・オコンのチームメイトを務めるかも注目となる。一部ではフェルナンド・アロンソがF1に復帰するとも報じられている。

だが、マーク・ウェバーはフェルナンド・アロンソのルノーとの契約に疑問を投げかける。

「まず最初にフェルナンドは素晴らしいドライバーだと言っておきたい。彼は素晴らしいキャリアを重ねてきた。でも、すでに耐久選手権とインディカーに乗り出した彼のキャリアのこの段階でまだマイルドフィールドのマシンに乗るかどうか僕にはどうかわからない」とマーク・ウェバーはコメント。

また、フェラーリ離脱を発表したセバスチャン・ベッテルについても「セバスチャンがキャリアのこの段階でミッドフィールドのマシンに乗ることはないだろう」とアロンソと同じコメントを繰り返す。

では、メルセデスの育成ドライバーであり、ウィリアムズのF1ドライバーを務めている若手のジョージ・ラッセルはどうだろう?

「そうだね、いいかもしれない。エステバン・オコンとの素敵なセットでることは確かだ!」とマーク・ウェバーは語った。



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