2次補正予算案を閣議決定…歳出総額、1次上回る32兆円

 政府は27日の臨時閣議で、新型コロナウイルスの感染拡大に対応する2020年度第2次補正予算案を決定した。追加対策の事業規模は117・1兆円で、経済対策として最大だった4月の緊急経済対策と同じ規模になる。

 感染対策の長期化に備えて、雇用維持や事業継続に向けた負担軽減や金融支援を強化する。

 1次補正と2次補正の事業規模の合計は233・9兆円で、国内総生産(GDP)の約4割に相当する。2次補正の歳出総額は31兆9114億円で、1次補正(25兆6914億円)を上回った。