https://www.cnn.co.jp/storage/2020/05/27/42b43a8fa00747cc3b27ade0f3d0b1c6/t/768/432/d/200525174007-virgin-orbit-super-169.jpg
米ヴァージン・オービットのロケット発射実験が異常発生により失敗した/Virgin Orbit/Twitter

米ヴァージン・オービット、ロケットの発射実験に失敗

ニューヨーク(CNN Business) 人工衛星の打ち上げを目指している米ヴァージン・オービットがロケットの発射実験を行ったものの、不具合が発生して、実験は失敗に終わった。

ヴァージン・オービットは25日、ボーイング747を改造した機体からロケット「ランチャー・ワン」を発射した。ロケットは機体から切り離され、空中でエンジンに点火したものの、異常が発生した。

ヴァージン・オービットは声明で、当日の目標について、打ち上げ実施の手順を踏むことにあったと説明。多くのことを学び、点火も実現できたとし、より多くの事柄の実行を望んでいたが、主要な目的については達成したと述べた。

ヴァージン・オービットによれば、実験は安全に終了した。広報担当によれば、ロケットは海上に落下したという。

ヴァージン・オービットは、航空機の翼から空中に発射したロケットを利用して人工衛星を軌道に乗せることを目指している。