東に8球団、西に4球団…分かれてプロ野球練習試合
プロ野球12球団は27日、来月2~14日に実施する練習試合の日程を発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で当初の3月20日から6月19日に延期された公式戦開幕に備えるためで、オープン戦に相当する。計71試合を無観客で行う。
移動による感染リスクを軽減するため、12球団を東西に分けて実施。東の8球団(巨人、DeNA、中日、ヤクルト、西武、楽天、ロッテ、日本ハム)は東京ドームや神宮など首都圏を中心に、西の4球団(阪神、広島、ソフトバンク、オリックス)は甲子園、京セラドーム大阪などを使用。移動手段は基本的にバスとする。
日本ハムと楽天は本拠地での試合は行わない。球団により遠征費用などの負担の差が出るため、セ・リーグの杵渕和秀統括によると「方法は別として(12球団での)協力を検討している」という。
2日は巨人―西武、オリックス―ソフトバンクなど6試合でスタートする。