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まばらな観衆の中、支援を呼びかける沖縄県議選の立候補予定者=沖縄県名護市で2020年5月24日午後5時25分、竹内望撮影

「辺野古」焦点なのに2期連続無投票の公算大 県議選、名護市民の無力感と危機感

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 沖縄県の玉城(たまき)デニー知事の県政運営の中間審判となる県議選(定数48)が29日、告示される。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設に反対する玉城知事を支える、共産、社民両党など県政与党が過半数を維持するかが焦点。選挙結果は移設計画にも影響するが、辺野古がある名護市選挙区(定数2)は与野党1人ずつが立候補を予定し、2期連続で無投票の公算が大きい。選挙の度に問われてきた辺野古移設の議論が盛り上がらないことに、有権者や陣営は複雑な思いを抱いて告示日を迎える。

 「選挙になると、市民が二手に分かれ、隣近所がいがみ合う。無投票がいい」。22日、名護市中心部に買い物に訪れた70代の無職男性はこう漏らした。「誰だって海を汚されるのは嫌だが、今さら基地問題を議論しても国を動かせると思えない」。一方、介護福祉士の40代女性は「無投票は『残念』で終わらせてはいけない。声を聞いてほしい」と語気を強めた。政府が2018年12月に名護市辺野古沿岸部に土砂投入を始めてから約…

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