群馬産キウイ、ISSへ こうのとりに搭載 「宇宙飛行士の活力に」

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 群馬県産のキウイフルーツが宇宙航空研究開発機構(JAXA)の無人補給機「こうのとり」9号機に搭載され、26日に国際宇宙ステーション(ISS)に届けられた。県によると、県産の生鮮食品がISSに届けられるのは初めて。群馬の果物が宇宙飛行士の食生活に彩りを添える。

 県農政課によると、搭載されたキウイフルーツは甘楽富岡地区で栽培され、甘みと酸味のバランスが良いことが特長だという。生食可能な点や4週間以上保存できる点など厳しい要件をクリアし、全国の野菜や果物の中から選定された。

 9日に種子島宇宙センター(鹿児島県)に到着し、宮城県産のパプリカや佐賀県産のミカンなどと一緒にこうのとりに搭載。21日に打ち上げられ、26日にISSと結合した。

 生鮮食品の提供は長期滞在する宇宙飛行士のストレス軽減やパフォーマンス向上が目的だ。県農政課の担当者は「県産品が宇宙飛行士の活力になってほしい」と話した。【妹尾直道】