段ボール仕切りに囲まれて 福島・南相馬市、市立中に設置 新型コロナ

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 新型コロナウイルスの飛沫(ひまつ)感染予防策として福島県南相馬市は26日、市立中学校3校の教室に段ボール製の仕切りを導入した。市立小中学校は25日に短縮授業で再開し、通常の学校生活に戻りつつある。

 仕切りは、段ボールメーカー、レンゴー(大阪市)の新仙台工場(宮城県大和町)で製作。高さ140センチ、横148センチ。正面と左右に透明フィルムの窓があり、三つ折りにして立てる。市教委は、生徒同士の距離を十分にとりにくく空き教室が少ない大規模校に置いた。

 市立原町第一中学校(生徒数357人)では、15学級分の仕切り約400枚が納入された。26日は朝から、生徒が体育館でフィルムの貼り付け作業などを行い、教室に運び入れて机の周りに置いた。

 伊藤浩樹校長(59)は「飛沫感染の予防に効果が期待できる。生徒たちには、人との距離感や過ごし方を身につけさせたい」と話した。【高橋秀郎】