医療従事者の食事応援 コロナ 県内料理人、資金募る
新型コロナウイルスの対応にあたる医療従事者に無償で食事を届けて応援しようと、県内の料理人が「うむいちなじ(想いつなぐ)プロジェクト」を始めた。そのための資金をクラウドファンディングで募り、26日午後6時までに70人が計62万5千円を寄付した。6月1日から弁当形式で医療従事者に提供する。
同プロジェクト代表で、「フレンチレストラン ラトリエ」店主の島袋司さんは「県内の生産者、料理人、医療従事者を料理でつなぎ、全員が笑顔で、すてきな輪が広がることを目指す」と意気込んだ。感染拡大の第2波が今後予想される中、不安を抱える医療従事者の状況を聞いて企画したという。
コロナ拡大の影響で、売り上げが低迷した料理人、地元食材の生産者を救う狙いもある。
寄付は県内金融機関でも取り扱う。詳細はうむいちなじプロジェクト事務局まで。(電話)080(3909)3850。